2016年11月17日木曜日

IMC工場見学と運動会練習

11月も3週目に入りました。この季節カラチは一気に気温と湿度が下がります。喉が痛い、鼻水が出るなど体の不調を訴える児童生徒が増えてきました。日本人学校ではカラチタイムの体験活動で、トヨタ・インダスモーターカンパニー(以下IMC)工場見学にお邪魔しました。
15日はいつもより1時間早く登校し、教室で朝の会です。やや眠そうな子どもたち。心構えを確認して、バスに乗ります。
IMC工場までは1時間の道のり。渋滞もありましたが、大きな遅れはなく到着しました。IMCの皆さんに迎えてもらいます。「今日はよろしくお願いします!」とあいさつしました。
最初は映像資料で工場の概要や自動車生産について説明していただきました。トヨタ全社で、IMC単体でも、社会貢献活動に力を入れていることがよくわかります。
説明の後はいよいよ工場へ。プレス、溶接、組み立て、検査という生産工程の順に見学します。火花が飛び、大きな音がする中、たくさんの人々が一生懸命働いてだんだん自動車の形になっていく様子を、その道のプロフェッショナルの皆様に説明していただき、大変興味深い時間でした。
最初の会議室で、質問タイム。問題解決の方法として、その道に長じた方に直接お話をうかがうことは大変重要です。いろいろな話を聞くことが出来ました。
海外生産の場を目の当たりにして、自動車の作り方、よい自動車生産のために大切なこと、トヨタの企業理念、日本とカラチの人と文化、異文化の尊重などそれぞれのテーマについて考えを深めた今回のカラチタイム。お忙しい中多大なるご協力をいただいたIMCの皆様に心から謝意を表します。ありがとうございました。
帰ってきたら早速まとめの活動です。全校児童生徒が共通のテーマで行う活動もこれが最後。次からはいよいよ研究発表会へ向けて、個人のテーマを決定し、探究活動を行うことになります。
翌16日は小学部全体で音楽の授業。1年生から6年生までが集まって小ホールで行いました。輪唱の活動は、みんな大きな声で元気に歌います。
パートが2部から3部になると、やはり他につられてしまい、「あれ?早く終わっちゃった」というグループが出てきます。終わると「もっとやりたーい!」という声が聞こえてきました。
業間は運動会の活動。いよいよ次の次の日曜日に迫ってくると、練習も佳境と言えます。今日は小学校1~4年生の障害物競走、「何でもスタジアム」の練習です。運動会が近づき、練習に力が入るKJSです。