2018年3月26日月曜日

卒業式・お別れ式・離任式が行われました


 3月16日(金)卒業式・お別れ式・離任式が本校校庭にて行われました。本年度は小学部より2名の児童が卒業を迎えました。証書授与では、元気よく返事をし中学生になるという意志を感じました。



 卒業合唱では、在校生とともにYELLと旅立ちの日を歌いました。全校児童・生徒14人が協力して素晴らしい歌を校庭に響かせることができました。運営員会のみなさまや日本人会のみなさまにご出席いただき、盛大に会を行うことができました。ありがとうございました。


 引き続き行われたお別れ式では、この3月をもってKJSを離れてしまう6名の児童たちのために行われました。一人一人が思い出を発表し、引き続きカラチに残る児童からは記念の色紙がプレゼントとして渡されました。カラチで過ごした日々が一生の思い出になることを祈ります。

 最後に行われた離任式ではこの3月末をもって帰任する4名の教員のために行われました。児童生徒からのお別れの言葉では多くの涙が見られました。小さな学校だからこそ教員と児童生徒の関わりも深く、たくさんの思い出が深く心に刻まれているのだと感じました。













2018年3月15日木曜日

いよいよ卒業式へ

3月も中旬に入ったカラチ日本人学校では、各教科のまとめと卒業式に向けた取り組みが大詰めを迎えています。
3月12日月曜日はランニング大会でした。それぞれの発達段階と体力に応じて、1キロ、2キロ、3キロに分かれて走ります。
朝の時間とはいえカラチの日差しは強烈です。少し走っただけで汗が流れます。保護者の皆さんにも応援していただき、みんな最後まで走りきることができました。
14日水曜日は卒業式の予行練習でした。送辞、答辞、合唱に証書授与と、一通りの練習を行いました。緊張感をもって取り組む子どもたち。一通りやってみると、卒業式の全貌がイメージとしてとらえられたようです。
15日木曜日は修学旅行の発表会、音楽発表会、転出児童を送るフェアウェルパーティーでした。ゲームをしたり、歌を歌ったり、今日もみんなで思い出を作ります。
それぞれの学年で計画し、笑ったり泣いたりしたパーティー。涙する子が何人もいました。
みんなで準備をし、みんなで楽しんだ最終日前日。いよいよ明日は平成29年度の最後の日です。(2015.4.22~2018.3.15 担当:富樫大輔)

2018年3月6日火曜日

キャンプファイヤーの日

いよいよ年度末の3月に入りました。カラチ日本人学校では卒業式に向けた取り組みが本格的にスタートしています。
3月2日は毎年恒例のキャンプファイヤーでした。お父さんお母さんを招待して楽しんでもらうとともに、お別れになる友だちと楽しい思い出を作る。二つの目標へ向かってがんばります。さあ、最初はカレー作りです。
野菜の調理は、タマネギの皮むきから。パキスタンのタマネギは、「小粒でもピリリと辛い」。日本の物に比べて小さいですが、すごく涙が出てきます。品種の違いか、それとも生命力が強いのか。涙を拭って、大変な作業が続きます。
外では調理のための火起こし。コンロと木炭を使って火をおこしますが、なかなか火がつきません。「はじめてマッチで火をつけました!」という子どもの声。こちらも苦心して、どうにか炭がパチパチと音を立てるようになりました。
そうこうしているうちに、カレーが完成しました。お父さんお母さんと一緒に、みんなでいただきます。協力して作った中辛と甘口のカレーはとてもおいしい!ほどなく鍋はきれいになくなりました。
いよいよキャンプファイヤーの点火です。今年は薪の乾燥具合が良すぎたのか、「火の粉を巻き上げ天まで焦がせ」という「燃えろよ燃えろ」の歌詞にふさわしい豪勢な火力。火のまわりで、みんなでレクリエーションをして楽しみました。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。そう思えるカラチ日本人学校の1年間をまとめた上映会です。日本から遠く離れたこのカラチで、この時間を共有していることにみんな奇縁を感じて、キャンプファイヤーはしめやかに終了しました。
ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。これで一年間の活動もあとは卒業式を残すのみです。どうぞ最後まで、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。