2017年11月21日火曜日

運動会へ向けて

11月も4週目。朝夕の冷え込みに、長袖長ズボンの着用がいよいよ増えてきたカラチ日本人学校。エアコンの電源を入れずに一日が終わるようになりました。
運動会を26日に控え、練習はいよいよ大詰めです。学校からバスで30分のグランドをお借りして、応援、ソーラン節、リレーなどの各練習を行っています。
スタートやバトンパスが明暗を分けそうな紅白対抗リレーは、最後の1メートルまで気が抜けない僅差の勝負になりそうです。練習を重ねて本番に臨みます。
8の字跳びは苦手な子もずいぶん上手になりました。ついこの間まで縄をくぐれず立ちすくんでしまった子どもも、上手に飛んでいます。こちらも日曜日の本番へ向けて、元気に練習中です。
応援とソーラン節は、紅白に分かれて自分たちで練習を作ります。家族や日本人会の皆さんの前でいい発表ができるよう、目標をもって取り組んできました。
運動会は目前。練習にも気合いが入ります。小学1年生から中学2年生まで、力を合わせて練習中のカラチ日本人学校の一同です。


カラチタイム日野PAK・YKK工場見学

今年度のカラチタイム工場見学は、子どもたち一人一人の発達段階に即応した学習活動を目指して、低学年と高学年に分かれて実施しました。日野PAKとYKKという日本企業2社のご協力のおかげで、充実した体験学習の日となりました。
まず9日木曜日は小学4年生から中学生まで7名が、日野PAKの工場見学にお邪魔しました。小さなパーツが溶接され、ボルトやネジでつながれ、塗装されていきます。大きなバスやトラックが、人の手によって順序よく組み立てられていく様子がよくわかりました。
人為的ミスを減らすための工夫として、用途ごとのトルクレンチやボルトの径ごとに色分けされた型を見せていただきます。トルクレンチを使ってみると、一定の力でネジを締められるということがよくわかりました。
完成したトラックにも乗せていただきました。運転席に座ると、シートが上下します。今まではただのトラック。工程について知ったこれからは、違った目で道路を走るバスやトラックを見られそうです。
13日月曜日は、小学1年生から3年生によるYKK工場見学。働いている人がどんな仕事をしているか、YKKが世界でどんなふうにものづくりを行っているかなどを説明していただきました。
工場見学では、金属をはじめとする原料がいろいろな工程を経て徐々に製品に近づいていく様子や、たくさんの人がそれぞれの分担に分かれて働く様子を見学しました。その後YKKのファスナーでできたポーチ作り体験をして、充実した見学を終了しました。
どちらの工場見学も、子どもたちの笑顔が学習の成功を如実に語っていました。「楽しかった」「すごかった」「行って良かった」と口々に語る子どもたち。日野PAKの皆様とYKKの皆様に、この場を借りて改めて感謝申し上げます。

2017年11月7日火曜日

授業参観の土曜日

朝夕が涼しくなるとともに、KJSではACを使わない授業と長ズボンの着用が増えてきました。秋の訪れを感じる11月第2週です。
4日土曜日は学校公開日でした。保護者、運営委員、日本人会の皆さんをお迎えし、いつもと違った雰囲気の中で午前中4時間の授業が行われました。
人数が少ないカラチ日本人学校。ご両親が来てお客様が来ると、子どもがその数倍の大人に囲まれるということが起こります。少し緊張しながら、でもいろいろな大人に学習の様子を見ていただき、子どもにとっても得るものの多い一日となりました。
2日木曜日は、校外グランドでの体育。運動会へ向けて、バトンパスやソーラン節を練習しました。日中はまだまだ暑いカラチで、広いグランドで汗を流した一同でした。

2017年11月1日水曜日

交流して体験して考えたカラチの学校

10月最終日、本日はAl-khair schoolとの学校交流会。5月の会では子どもたちをKJSにお迎えしました。治安の関係から実現してこなかった学校訪問活動。みんなでオリエンテーションをして、バスに乗ります。
1時間弱の道のりを経て、Al-khair school本校に到着します。ゴミが散乱した広い空き地でバスを降りると、子どもたちが手作りの看板を出して私たちを迎えてくれました。
ホールで歓迎のセレモニーを行い、自己紹介を行います。Al-khair schoolとの交流会が始まって早数年。顔なじみの仲間も増え、和やかな雰囲気で会が進みました。
まずは学校見学です。十分な光量のとれない小さな教室、壁を緑に塗っただけの黒板、そして机もイスもない部屋で、薄い絨毯の上で正座し、5列くらいでノートを広げ熱心に勉強する子どもたち。
工事中の部屋も多いです。写真は小学校1年生の学習風景。机、イス、黒板、ロッカーなど、日本の学校ではあたりまえの設備があたりまえではないことを知ります。
ホールに降りてきて、次は歌の交流会。日本の歌とパキスタンの歌を歌って交流します。パキスタンの子どもたちが歌う歌と踊りには、「いろいろな民族が暮らすパキスタンだから、みんなで力を合わせよう」という意味があると教えてもらいました。

最後はAl-khair schoolの子どもたちが学ぶ授業に参加させてもらいます。床に座って眺める黒板と教室は、KJSの子どもたちの目にはどのように映ったか。
今日の交流会の目標は「交流すること」「知ること」「考えること」。お国の違う子どもたちと一緒に活動して、自分の知らない世界を知り、自分たちを取り巻く環境について思いを深めるいいきっかけになりました。
セレモニーを終え、集合写真の撮影はいつもと同じく「はい、カラチ!」のかけ声で。次に顔を合わせるのは来年でしょうか、それとももっと先の未来、世界のどこかで子どもたち同士、旧交を温め合うことがあるのでしょうか。
再会を約して、いよいよお別れです。門を出てバスに乗りこみます。子どもたちは門のところでみんなで見送ってくれました。交流して、体験して、考えを深めた学校交流会。Al-khair schoolの皆さんのおかげで、大変充実した活動となりました。




2017年10月26日木曜日

運動会へ向けて

日本列島への巨大台風上陸のニュースで始まった10月第4週。日中は相変わらずの陽気ですが、夜明けが日に日に遅くなり、秋の到来を感じるカラチです。
日曜日の「ハマラ ドスタナ」日パ交流会を終え、日本人学校では10月31日の学校交流会、そして11月末の運動会への準備が進んでいます。
24日カラチタイムでは学校交流会への事前活動。パキスタンの学校について学習したり、どんな発表をするか考え、練習したりしました。多くの子どもがいわゆる「日本の学校」しか知らない中で、何を見て、何を感じるか。来週が楽しみです。
25日午後は、運動会の会場をお借りしての会場練習です。広大なグランドは、いつもKJS校庭で活動している私たちにはより広く感じます。思い切り体を動かして、心も秋晴れのカラチ日本人学校一同。写真はいつもの風景です。
漢字検定日も迫ってきました。それぞれの級合格に向かって自主的に取り組んでいます。いろいろな活動を通して、知徳体のバランスをとりながら成長していくカラチ日本人学校の子どもたちです。


2017年10月18日水曜日

セカンドサマーの10月

10月第3週目に入りました。カラチは暑さのぶり返しの時期、セカンドサマーです。日中は相変わらず日焼け止めが欲しくなる日差しの強さですが、日暮れが早くなり、夕刻は涼しさを感じる今日この頃のカラチです。
10月18日月曜日は、図書委員会による集会。図書委員がおすすめ新着図書を紹介しました。読書の秋、パキスタンにも読書の季節がやってきます。
引き続いて運動会の紅白チーム分けとそれぞれのリーダーである団長が発表されました。同じくスポーツの秋、11月末の運動会も楽しみです。
同日午後はカラチの小中学校HSSから4歳から10歳までの11名の子どもたちをお迎えして、22日の交流会へ向けた合同練習を行いました。
日本国歌「君が代」、パキスタン国歌「クオーミタラーナー」を声を合わせて歌います。私たちは何度も練習してきた両曲ですが、HSSの子どもたちもとても上手。日本語で一緒に歌って、心が通ううれしさを感じます。
最後はダンスでにぎやかに終了。どんな活動になるか、顔を合わせるまで不安もありましたが、笑顔で練習会を終え、日曜日がますます楽しみになりました。

2017年10月13日金曜日

ウミガメ産卵観察の夜

10月10日火曜日は、カラチ市郊外のHawks Bayでカラチタイム自然体験活動、ウミガメ産卵観察を行いました。集合は午後7時。海岸に近いBeach Luxury Hotelに集まりました。周囲はすでに夜の帳がおりて、帰宅する車で道路はかなり混雑しています。
見送りのお父さん、お母さんに手を振ってホテルを出ました。ホテルからは渋滞で1時間半の行程。先週の海岸清掃は日中だったため、バスからの車窓は昼と夜でずいぶん違った光景が見られます。
WWF Wetland centreに到着し、同事務所の研究員セイエドさんに話を聞きます。WWFの仕事のこと、海岸に来るグリーンタートル(アオウミガメ)のことなどを話してくれました。自然保護の活動について聞き入る一同です。
事務所内、自然保護活動に関する展示室を見学しました。グリーンタートルのほかにも、カワイルカやマングローブなど、保護するべき動植物がいることを知ります。
いよいよ海岸へ移動します。木道を通して海岸へ。あたりはすっかり闇に包まれ、波の音だけが静かに聞こえてきました。光や音を嫌うウミガメです。写真は撮れませんでしたが、産卵するウミガメを観察することができました。スローな動きで、しかし一心不乱に穴を掘るウミガメ。砂が息を殺して見つめるKJSの子どもたちのところへ勢いよく飛んできます。
星の明かりしかない暗闇で観察の順番を待っていると、波打ち際に丸い大きな姿がかすかに見えました。数頭のウミガメが産卵のために陸に接近してきている様子です。親世代から子世代へ、命を繋ぐということを目の当たりにして、その崇高さに静かな感動を覚えます。
帰りはホテルまで1時間の道のり。バス車内はみんな疲れて眠っていました。夜の砂浜で大きなウミガメに近づき、貴重な思い出ができた一同でした。