2016年9月27日火曜日

平成28年度KJS音楽祭

9月24日土曜日、カラチ日本人学校では日本人会や婦人会、なでしこの輪の皆様をお迎えして、KJS音楽祭が開かれました。
前日の金曜日は練習の後、イスを並べたり掃除をしたり。お客様を迎える準備をしました。
当日は14時集合。みんなどことなく落ち着かない雰囲気です。スローガン発表のセリフは忘れずに言えるかな。歌詞を間違えたらどうしよう。いろいろな不安が胸をかすめます。
いよいよ始まります。たくさんのお客様に来ていただいてうれしいけど、ステージ側から客席を見ると緊張感が高まります。みんなで円陣を組んで「がんばるぞ!」「オー!!」と大きな声を出すと、すこし緊張がほぐれたようです。
スローガン発表。緊張しながらも、元気に出来ました。みんなほっと一安心。次の音楽発表へ向けて、少し気持ちが軽くなりました。
音楽発表の様子です。練習した成果はバッチリ出ていました。カラチの町で和太鼓の音が響き渡ります。
発表の最後はソーラン節です。楽しんで踊ることが出来ました。練習で出来なかったところができた瞬間は、自己の成長を自覚する瞬間でもあります。ステージを降りると安堵の笑顔がこぼれました。
後半の祭りの部では、お父さんお母さんを中心とする育友会の主催で、日本人会の皆様にご協力いただいてのカレーやベイクドの提供、そして焼き鳥、かき氷、ヨーヨー釣りや射的など手作りの出店が並びます。

最後は記念撮影。皆様のお力添えをいただき、今回の祭りも盛況の内に終わることが出来ました。ご参加いただいた全ての皆様に心よりお礼申し上げます。私たち教職員一同は、皆様のご協力をいただきながら子どもたちの成長のためにますます邁進して参ります。

2016年9月15日木曜日

どっこいしょ、どっこいしょ!

バクライード(Eid ul-Adha)の連休は終わりましたが、カラチ市内では休業している商店も散見されます。休みと平日の区別がはっきりしないのは、日本と異なる慣習です。
KJSでは業間の時間を利用し、ソーラン節練習をグループごとに行いました。一通りの踊りを覚えてはいるものの、まだまだ完璧とは言えません。
縦割りグループで、中学部も小学部も一緒になって振り付けを教え合います。「どっこいしょ、どっこいしょ!」「ソーラン、ソーラン!」声も少しずつ大きく出るようになってきました。
準備はソーラン節だけではありません。図工や美術の作品も完成を目指して作品作りを行っています。24日の音楽祭の発表へ向けて、みんなで練習に取り組んでいるKJSです。


2016年9月7日水曜日

音楽祭へ向けて

カラチ日本人学校では2週間後の音楽祭へ向けて、体育や図工、美術などで発表の準備を進めています。7日水曜日も全校で音楽発表の練習を行いました。
まずは太鼓です。カラチ日本人学校の校舎中に、お腹の中がくすぐられるような重低音が響きます。締太鼓の二人は演奏全体のリード役。テンポがずれると全体がずれる重要な立場だけに、一瞬たりとも気を抜くことはできません。
一人一人の音がピタッと揃い、響き合うように練習を重ねています。みんな真剣な表情。集中して取り組みました。
次は合唱です。上級生と一緒に練習して、一年生も上手に歌えるようになってきました。楽譜をよく見て、元気に歌います。
児童生徒も教員も一丸となって、素晴らしい発表を目指して練習を重ねていきます。音楽祭のメイン、音楽発表にどうぞご注目下さい。

2016年9月1日木曜日

2学期始業式

長い夏休みが終了し、カラチ日本人学校でも2学期が始まりました。「どうだった?」「どっか行った?」「宿題終わってる?」一ヶ月半ぶりに友達と顔を合わせると、話に花が咲きます。
まず小ホールで始業式。日本からの転入生も加わり、ますます賑やかになりそう。気持ちも新たに校長先生のお話に耳を傾けます。
夏休みの思い出発表。ほとんどの児童生徒が帰国し日本へ帰るカラチ日本人学校は日本の小中学校と違い、夏休み中日本各地バラバラに帰省するため、お互い顔を合わせることがまずありません。ほかのみんなはどうしていたのかな?夏休みの体験について、語る方も聞く方も一生懸命でした。

身体測定の後、二学期最初の授業は全校での音楽です。24日土曜日のKJS音楽祭へ向けて、初日から早速練習。太鼓のバチを持つ手に力が入ります。
次の時間は安全訓練。今日は関東大震災から93年目ということで、地震を想定した訓練を行いました。安全担当領事のお話を聞き、ネパール地震の映像を見て、万が一に備える気持ちも新たにしました。