2016年5月4日水曜日

PAF(パキスタンエアフォース)ミュージアムへの遠足

5月。カラチは日差しが日に日にその強さを増しているのを感じます。日本ではゴールデンウィークの最中の4日、カラチ日本人学校ではPAFミュージアムへの遠足が行われました。おやつは100Rsまで。お小遣いは200Rsまで。朝からみんな遠足の朝らしいハイテンションです。
PAFミュージアムへはバスで15分程度。程なく着いて、バスを降ります。ゲートをくぐると、カラフルな戦闘機が並び、奥には観覧車などの遊具も見えます。はやる気持ちを抑えて、まずはみんなで集合写真。広場で「はい、カラチー!」はいつものかけ声です。
最初はKJSオリエンテーリングです。縦割りグループに分かれて、園内に分かれたチェックポイントを探し回ります。チェックポイントはKJSの先生方。園内は現地の児童生徒も来ていて、しかも広い。その上先生方はそれぞれミッションをクリアしないと、チェックポイント通過の印をくれません。なかなか難しいゲームでしたが、上級生が下級生の水筒を持ってあげたり、手をつないであげたり、力を合わせてみんなでクリアを目指す姿が見られました。
次はレクリエーション。ドロケイとフリスビーです。なにしろ広い園内。泥棒を追いかける警察官も大変でした。みんなで走り回って大汗をかいて、時刻はお昼です。移動してベンチでお弁当を食べました。続いてのお菓子タイムではみんなでそれぞれのお菓子を交換し合いました。
食事の後はいよいよ乗り物タイム。前後に大きく揺れるバイキング、車がスピードを出して走るゴーカートなど、日本でも見たことのある乗り物も見えます。お小遣いを使って遊具の券を買い、いざ遊具に乗ります。
「乗ったことある遊具だから大丈夫だろう」などと高をくくっていたら、PAF係員の皆さんサービス精神旺盛で、いつまでたっても乗り物のスピードが落ちません。動き出したときの笑顔が次第に消え、「もう止まるかな?」が「なかなか止まらないな・・・」そして「いつ止まるんだ・・・ォェ」へと変わります。最終的に手で×印を作って必死の形相で「Stop,Stop!」と叫ばないと乗り物はいつまでも止まらないのでした。
楽しい時間はあっという間。バスに乗って帰り、学校で帰りの会をして解散しました。小学1年生から中学3年生までが力を合わせてゲームをし、一緒に楽しんだ一日。KJSのみんなの絆が強まった一日となりました。