2017年5月11日木曜日

パキスタンのお菓子作り



5月2週目、いよいよ日中だけではなく朝夕も汗ばむ暑さになり、本格的な夏の始まりを感じさせるカラチです。9日火曜日のカラチタイムは、「パキスタンのお菓子作り」。南アジア地域を中心に食されるライスプディング、「キール」を作って食べる体験活動を行いました。
キールにはカルダモンなどのスパイス、ナッツ類が欠かせません。ビニール袋に入れてたたいて細かく砕きます。机の上で始めましたが、思うように行きません。「先生、床の方がやりやすいです。」と本場ならではの方法を採用します。
鍋に1リットルの牛乳とキールミックスを入れて火にかけますが、とにかく暑い!汗だくになりながら、どうにか形になってきました。
紙コップに移して、冷やします。できたての温かいものを食べる食べ方と、冷やして食べる食べ方の両方があるキール。どちらもトライして、食べ比べました。
上手く固まらなかったり、こがしてしまったり、カルダモンの香味がいまひとつ好きになれない子がいたり。なかなか一筋縄ではいかないお菓子作りでしたが、パキスタンの味を満喫して、まとめを行いました。お菓子にも日本との違いがあり、文化的な相違があることを学んだ一同でした。