2016年2月16日火曜日

カラチ日本人学校50周年記念式典


14日日曜日。創立から本年度で50年を数えるカラチ日本人学校では、記念式典が行われました。朝早くからカラチ日本人会をはじめとするたくさんのお客様がみえて、いつもと違う雰囲気です。受付に立つみんなも少し緊張が見え隠れします。
10時近くになると、だんだん人が多くなっていきます。緊張感がますます高まる一同。おそろいの50周年記念のTシャツに身を包み、いよいよ式典直前です。
式典が始まりました。運営委員長のお話に耳を傾ける児童生徒たち。いろいろな人の熱意がなければカラチ日本人学校の存続は果たされなかったということがよく分かりました。運営委員長と日本人会長の熱い思いに打たれ、思わず背筋が伸びます。
来賓祝辞、児童生徒代表挨拶と、粛々と会は進みます。児童生徒へ実行委員会から50周年に際して記念品が贈られます。緊張するステージの上で記念品を受け取ると、みんな思わず笑顔に。
第1部終了後、第2部までつかの間の休憩です。記念品の箱を耳元に持ってくると、何が入っているか分かるかも?いやいやわかりませんよね。

たくさんの大人を前にして、子どもたちも自分の言葉で考えを堂々と発表しました。カラチ日本人学校50年目の記念にふさわしい、気持ちのこもった子どもたちの発表です。来ていただいたお客様からも、とてもよかった、感動的だったとの感想を頂戴しました。
いよいよ式典のフィナーレ、パキスタンダンスの準備です。緊張を強いられて、ちょっと気抜けした子どもたち。衣装もきまっています。
さあ、音楽が始まりダンスのスタートです。音楽に合わせたダンスに、笑顔がはじけます。最後のポーズが決まると会場からは暖かい大きな拍手をいただきました。これでようやく一安心。子どもたちの出番は終了です。
祝賀会の前に全員で記念撮影。そして会場を準備して、祝賀会が始まりました。乾杯で会がスタートします。
一方子どもたちはゆっくり着替えて、別室での食事タイム。みんなで式典やダンスの感想を言い合いながら、和気あいあいと食事が進みます。甘い物もたくさん食べて、お腹も心も満たされたよう。
祝賀会が終了するといよいよ50周年式典も終了です。お客様をみんなで見送りました。元気な「ありがとうございました!」に、皆さん笑顔で挨拶を交わしてくださいました。
片付けも終わり、ようやく長い一日が終了しました。疲れたけど、心地よい疲れの一日。おそろいのTシャツで、ステージで記念撮影です。
50周年記念事業にご寄付をいただいた皆様。記念誌に原稿をお寄せいただいた皆様。本事業を支援いただいた多数の皆様。そして50年間の一時または長期にわたって、本校のために心を砕き、また本校を応援し、支え、関わってくださった全ての皆様。KJSを代表してここに心から感謝の意を表します。誠にありがとうございました。皆様の熱い思いとお寄せいただく期待に応えるべく、職員一同学校教育目標の実現に邁進する覚悟です。今後ともご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。