19日火曜日のカラチタイムは「リキシャ・ドンキーに乗ろう」の第1回目。リキシャはタクシーとして使われているいわゆるオート三輪、ドンキーは乗用および貨物運搬に用いられているろばのことです。どちらも交通事情が日本に比べて良くないパキスタンの道路を走っています。次回の体験学習に向けて、リキシャやドンキーについての基礎知識を学び、日頃目にするそれらについての疑問点を出していきました。「どのくらいの人が乗れるのか」「値段はおいくらくらい」など、確かに聞いてみたいと思える質問が準備できました。次回のカラチタイムでお招きする運転手さんおよび飼い主さんに、実際に聞いてみます。
カラチ日本人学校では、タイトルの通りサトウキビが発芽しました。後半はサトウキビの世話と綿花の種まき。水をやり、除草をしながらよくよく見てみると、雑草の子葉に混じって5~6本のかわいらしい芽が出ていました。単子葉類でイネ科のサトウキビはいわゆるふたばが出ず、細くとがった芽でした。じっくり観察し、ひとしきり感想を述べ合って、ほかにもでていないかみんなで探しました。その後校庭のまた別の場所に綿花の種を植えました。校庭にはサトウキビと綿花だけではなく、ゴーヤ、朝顔、ひまわり、キュウリなども植えられています。果たしてどの植物がよく生長するのか?花は咲くのか?実は付くのか?食べられるのか?どんな結果になるのか、うれしい収穫の日を夢見ながら、引き続き大切に育てて行きます。
18日の業間体育はマット運動の最終回でした。それぞれのレベルに合わせて個別練習がじっくりできることおよび教員の目がきちんと行き届き、効果の高い個別指導を行えるのが、人数の少ないカラチ日本人学校の良さです。発表は二つか三つの技を続けて行う形で一人ずつ行います。一人一人が一生懸命練習した成果か、マット運動の初回に比べて技の精度がみんな明らかに向上していました。来週からはまた別の種目が始まります。技能の向上と前向きに取り組む姿勢の涵養を目標に、引き続き取り組んでいきます。