毎週木曜日の業間の時間は、全校集会を行っています。4月23日は「1学期の抱負発表」で、新学期の抱負を全員が発表しました。国語の時間を中心に一人一人が今学期の自分の姿を想像し、達成すべき目標を設定して作文を書き、さらに発表の中で相手に伝えるということを考えながら手直しをしてきました。 堂々と発表する様子に、聞いているみんなも感心していました。
同じく30日の集会は、「校長先生のお話」でした。日本とパキスタンの位置を地球儀で確認するところから始まり、理科の専門家らしく、日本とパキスタンの星の見え方の違いをわかりやすく説明しました。そしてさらに違う場所に行けばそれぞれの場所で星は違う高さにかがやいており、若いうちに冒険心をもってたくさんの場所を訪れ、違う文化に触れる機会をつくってほしいこと、また空を眺める楽しさをこのカラチ日本人学校で味わってほしいという先生の希望で話を終えました。子どもたちは熱心に耳を傾け、あっという間の時間でした。
全校集会が一人一人にとって身近で主体的に参加できるものであるところが、人数が少ないカラチ日本人学校のよさであると思います。これからも学校教育における全校集会の位置づけを吟味しつつまた大切にしながら、児童生徒の成長の契機になるよう働きかけていきたいと考えています。
写真は朝のランニングの様子です。5分間という時間を設定し、ミニハードルや鉄棒などでコースをつくり、サーキットトレーニングの形で運動を行っています。みんな汗をかきながら、頑張って走って体力づくりに取り組んでいます。生活のリズムを整えるためにも、始業前に活動を行うことは意義があることと考えております。まだまだ若ぇもんには負けられん!とばかりに教師も一緒に走るのですが、汗びっしょりになるわ息が切れるわ1時間目の間中、汗が出続けるわで、大変です。子どもの元気に脱帽です。