カラチでは,先月,中国の総領事館がテロ
ニュースの中や他の国のことと思っていた私
たちにとっては衝撃でした。
毎月行われている安全訓練の中で,今月は
テロが近くで起こり,日本の総領事館にバス
最初に,学校長からの緊急放送を聞き,子
どもたちと教員は,防災頭巾を持って避難室
に1次避難しました。そこで,総領事館と無
線を使って連絡を取り,安全確認と護衛車の
手配を依頼しました。護衛者の到着の報告を
受け,バスに乗り込みました。訓練なので,
学校の周りを1周して,終了しました。
その後,学校長から勉強も大切だが一番大
切なのは,みんなの命なのだ。だからこそ,
この避難訓練が大切なんだという話を聞きま
した。子どもたちの真剣な取り組み方もほめ
てもらいました。
総領事館の警備担当者から,今回の避難訓
練の総評をいただきました。さらに,実際に
爆弾テロにあった時にけがを防ぐ姿勢「ふせ
る」を実際にやってみながら練習しました。
子どもたちもいざというときのために,どの
ような格好をすればよいかを真剣に取り組ん
でいました。
命を守るための大切なことを学習した安全
ない平和なカラチになってほしいと願わずに
はいられません。