2016年2月4日木曜日

豆まきと危機管理


非常事態はいつ起こるか分かりません。カラチ日本人学校には本日2月3日、赤オニと青オニがやってきましたが、みんなで豆を投げ、どうにか撃退することに成功しました。
節分の由来は前日校長先生に朝の会で教えてもらいました。カラチ名産の落花生をつかみ、声を合わせて「鬼は外!」戸の外へ殻ごと投げます。急いで戸を閉めたら、「福は内!」今度は内側へ豆を投げました。
そこへ突然鬼がスポンジ製の金棒を持って襲ってきます!キャアキャア喜びながら逃げ惑う児童生徒。危機管理意識が足りないのではなく、オニはよく見ればお面をかぶったスタッフさんでした。豆を投げ、戸を閉めると、鬼はどこかへ行ってしまったようです。
ほっと一安心。座ってゆっくり落花生を味わうことにします。年の数だけ、いやちょっと多めの落花生を食べながら、今年一年の健康で幸せな生活を祈ったのでした。なお次の時間の掃除の時間に、みんなで落花生を片付けました。
毎月初日に行っている安全訓練では、避難室への避難と無線の使い方を確認しました。今回はなかなか電池が入らなくて困った一同。実際にやってみることで、いろいろなトラブルに直面し、見つけた問題を解決していくことが出来ます。いつ訪れるか分からない危機に備えた大切な学びです。
音楽の時間には、50周年記念行事に向けての校歌の練習と、24日水曜日に予定されている音楽発表会に向けての練習を並行して行っています。まずは個人練習。独奏や一人のパートなどは責任重大。楽譜をよく見て、みんな一生懸命です。
全体での合奏は、テンポが変わってしまったり音程が外れてしまったりと、完成まではもう少し時間がかかりそう。今から3週間、これからどこまで完成度が高まっていくか。ますます練習に熱が入ります。