24日日曜日は、カラチ日本人学校もちつき大会でした。子どもたちは9時過ぎに登校し、机や椅子、そして調味料の準備です。
磯辺もち、からみもち、きなこもち、あんころもち、そしてごまもちにくるみもちと、6種類の調味料をつくりました。大根をおろして、きなこを混ぜて、これでいつもちができても大丈夫。
総領事を初めとする来賓の皆様もおそろいになり、いよいよ開会式。たくさんの大人が来てくれる中だと、あいさつも緊張します。
もち米が蒸し上がり、いよいよ一升目をつきはじめます。杵でもち米をこねていくこづきによって、粒の形がだんだんなくなり、みるみるもちらしくなっていきます。それにしても日本人会のお父さん達の腕前はさすが!子どもたちも杵を持って、ぺったんぺったんとつかせてもらいます。20分ほどで、一枚目がつき上がりました。
つき上がったもちはちぎって一口サイズに丸めていきます。つき上がったもちはけっこう熱い。でも少しずつ冷めていき、手の中でころがしていくとうまく丸くなっていきました。その間に二升目をつき始めます。
それぞれの味付けのもちを、大人と一緒に作っていきます。あんこも美味しそう。くるみも色がきれいで、お腹がすく!でももう少しの我慢です。美味しくかつ見栄えも良く、一つ一つ丁寧に皿に並べました。
一段落したところで、みんなで二升目のもちをつかせてもらいました。だんだん慣れてくると、リズミカルにつけるようになってきます。「よいしょ!」なんていうかけ声が入ると、ここが日本からはるか西の異国であることを忘れそう。日本の正月の雰囲気が流れます。
いよいよみんなで試食です。中学生のいただきますの発声で、みんな一斉に食べ始めました。どの味も好評。おかわりもして、2升のもちはきれいになくなりました。
閉会式では児童生徒代表が感謝のことばを述べました。来月は50周年記念式典。いろいろな行事がありますが、どれをとってもいろいろな形で大人の援助があってこそのカラチ日本人学校です。改めてその思いを強くしました。感謝の気持ちは皆様に伝わったでしょうか。
最後はみんなで記念撮影。楽しく美味しい一日となりました。お忙しい中足を運んでくださった総領事をはじめとする来賓の皆様。ご多用にもかかわらず快くお手伝いを引き受けてくださった日本人会の皆様。本当にありがとうございました。