まずは乗車体験です。通学途中などでいつも目にしながら、カラチの治安状況下で私たち異邦人はなかなか乗ることができないバス。はじめて乗る子がほとんどです。中は意外と狭く、座ってみると前の座席に足がつかえます。カラチの人たちのまねをして屋根の上に乗ってみると、思ったより高いし揺れるしで、かなり怖い。乗ってみて気付くことがたくさんありました。
席に着いたら、学校を出て周辺をぐるっと一回り。カーブでは車掌さんが戸をバンバン叩き、本当の路線バスのようです。窓が開いていてもなかなか暑い!座席が狭いこともあって、汗が噴き出してきます。前後の乗車口が走行中も全開なのは、こういう理由もあるのかな?などと考えているうちに、学校に戻ってきました。あっという間の「路線バスの旅inカラチ」でした。
戻ってきたらいよいよ絵を描きます。自分の座る位置を決め、構図を決めたらまずは鉛筆で下書きです。細かい装飾が難しくても、みんな集中して粘り強く描きました。
今日は絵の具の作業の途中で終了し、月曜日の図工・美術の時間に続きを描きます。時間をかけてじっくり描くことで、絵を描く楽しさを味わう、という目標を全員で達成することができた写生会でした。
水泳は8日木曜日が今年度の最終回。検定を行いました。上の級を目指して練習してきた成果が出て、見事全員合格。また来年の水泳は、さらにレベルアップできることでしょう。喜びもひとしおの10月の水泳でした。