バスに乗って1時間、海岸に到着します。ウミガメが海から砂浜に上がってきた痕跡があちこちに残っていました。それと同時に目に飛び込んでくるのは、お菓子のビニール袋、ペットボトルなどのゴミ。「ここにカメが来るの?」半信半疑の子どもたちです。
ビニール袋を持って、早速ゴミ拾い開始です。直径1メートル、深さ40センチメートル程度の、ウミガメが産卵をした穴がそこかしこに開いています。「ここを掘ったらウミガメの卵があるのかな?」みんな興味津々で、ゴミを拾いました。
30分後、きれいになった砂浜で記念撮影です。みんなで頑張ったおかげで、お世辞にもきれいとは思えなかった浜が見違えるようにきれいになりました。これで当日、ウミガメが喜んで卵を産みに来てくれるはず!
ゴミ拾いを終えて学校に帰る前に、昨年10月にカラチタイムで植樹したマングローブの木を見に行きました。看板は色あせていましたが、小さかった苗は高さ30センチから40センチくらいまで伸びていました。カラチを離れた仲間たちは元気かな?それぞれの1年前を懐かしみながら、帰路についた一同でした。