11月最後の日は、待ちに待ったカラチ日本人会運動会です。
日本人学校の児童数が少なくなっているので、
今年は運動会の主軸を少し大人よりに移しての開催です。
でも、少なくても日本人学校の児童たちは元気いっぱいがんばります。
いよいよ開会です。
紅白の応援団長を務めるのは、日本人学校の児童達です。
宣誓のセリフも練習の成果が出て、バッチリ決まりました。
今年は3・3・7拍子などを取り入れた応援で、団長達がリードします。
出場しない競技の間は、それぞれのチームの応援もがんばりました。
いよいよ競技スタートです。。
児童達が出場するのは、長縄や障害物競争、玉入れなどです。
長縄は、初め全く跳ぶことができませんでした。
しかし、練習に練習を重ね、
当日紅組は50回以上、白組も20回以上跳ぶことができました。
大健闘です。
今年から競技に加わった「台風の目」や「棒引き」も盛り上がりました。
初めはスピードについていけず、途中で棒から手が離れてしまうことがあったり、
アウトコースの子どもは吹っ飛ばされそうになったりしていましたが、
とても上手に競技している姿が見られて、とてもうれしかったです。
最後は、紅白対抗リレーです。
子どもから大人にバトンが渡されます。
初めは紅組がリードしていましたが、結局リレーを制したのは白組でした。
結賞が決まる綱引きは、新しい綱で競技しました。
(昨年は競技中綱が切れるというハプニングがあったそうです!)
2回戦終わって引き分けとなり、選抜チームでの3回戦。
勝ったのは紅組でした。
総合優勝は、紅組という結果で幕を閉じた、今年の日本人会運動会。
児童達は3人という少ない人数で、太鼓の演奏もがんばりました。
カラチの空の下、こきりこ節の歌声や笛の音が響きました。
初めは「本当に演奏になるだろうか・・・」と心配しましたが、
力強くみんなの心に届いたと思います。
運動会を初めて経験した児童もいました。
忘れられない大切な思い出ができました。
いろいろとご協力くださった日本人会の皆様、ありがとうございました。