2014年11月30日日曜日

カラチ日本人会運動会

11月最後の日は、待ちに待ったカラチ日本人会運動会です。
日本人学校の児童数が少なくなっているので、
今年は運動会の主軸を少し大人よりに移しての開催です。
でも、少なくても日本人学校の児童たちは元気いっぱいがんばります。

いよいよ開会です。
紅白の応援団長を務めるのは、日本人学校の児童達です。
宣誓のセリフも練習の成果が出て、バッチリ決まりました。


今年は3・3・7拍子などを取り入れた応援で、団長達がリードします。
出場しない競技の間は、それぞれのチームの応援もがんばりました。


いよいよ競技スタートです。。
児童達が出場するのは、長縄や障害物競争、玉入れなどです。


長縄は、初め全く跳ぶことができませんでした。
しかし、練習に練習を重ね、
当日紅組は50回以上、白組も20回以上跳ぶことができました。
大健闘です。

今年から競技に加わった「台風の目」や「棒引き」も盛り上がりました。
初めはスピードについていけず、途中で棒から手が離れてしまうことがあったり、
アウトコースの子どもは吹っ飛ばされそうになったりしていましたが、
とても上手に競技している姿が見られて、とてもうれしかったです。

最後は、紅白対抗リレーです。
子どもから大人にバトンが渡されます。
初めは紅組がリードしていましたが、結局リレーを制したのは白組でした。

結賞が決まる綱引きは、新しい綱で競技しました。
(昨年は競技中綱が切れるというハプニングがあったそうです!)
2回戦終わって引き分けとなり、選抜チームでの3回戦。
勝ったのは紅組でした。


総合優勝は、紅組という結果で幕を閉じた、今年の日本人会運動会。
児童達は3人という少ない人数で、太鼓の演奏もがんばりました。
カラチの空の下、こきりこ節の歌声や笛の音が響きました。
初めは「本当に演奏になるだろうか・・・」と心配しましたが、
力強くみんなの心に届いたと思います。

運動会を初めて経験した児童もいました。
忘れられない大切な思い出ができました。
いろいろとご協力くださった日本人会の皆様、ありがとうございました。