1学期最後のカラチタイムはマンゴー狩り体験です。
果物王国のパキスタンにあって、マンゴーはやはり特別な存在。この時期は街のいたる所で山積みのマンゴーを目にします。
でも、毎日晴天のこのカラチで、どうやってマンゴーを育てているんだろう?
今回のカラチタイムはそんな疑問からスタートしました。
たくさんの種類があるマンゴーの中でも、そのあまりのおいしさに、生産した街で消費されてしまい、市場にまで出回らないと言われている幻のマンゴー「マリールマンゴー」農場に見学に行きました。
マンゴーはこんな風に木になっています。木になっているマンゴーはまだ青いです。
青いマンゴーを、引っ張って取ります。木の上のほうにあるマンゴーは長い竿のようなものでひっかけて落とします。マンゴーは漆の仲間なので、樹液には注意です。
マンゴー狩りをした後は、お待ちかね試食タイム。この日のために農場主さんがしっかりと熟成させてくれていました。みんな幻のマンゴーの味に大満足です。
食べた後はしっかりと学習もします。農場主さんに、マンゴー栽培の苦労を聞いたり、水をどこから引いてきているのか探しに行ったりしました。
水は、地下水でまかなっているそうです。直径10メートル、深さ50メートル以上の大きな井戸がありました。ここまで手で掘ったというからみんな驚きです。
学習後はたくさんのマンゴーのお土産をもらって帰りました。暑いカラチで農業を営む人たちの工夫や苦労を知り、みんなとても勉強になった様子でした。