3月2日は毎年恒例のキャンプファイヤーでした。お父さんお母さんを招待して楽しんでもらうとともに、お別れになる友だちと楽しい思い出を作る。二つの目標へ向かってがんばります。さあ、最初はカレー作りです。
野菜の調理は、タマネギの皮むきから。パキスタンのタマネギは、「小粒でもピリリと辛い」。日本の物に比べて小さいですが、すごく涙が出てきます。品種の違いか、それとも生命力が強いのか。涙を拭って、大変な作業が続きます。
外では調理のための火起こし。コンロと木炭を使って火をおこしますが、なかなか火がつきません。「はじめてマッチで火をつけました!」という子どもの声。こちらも苦心して、どうにか炭がパチパチと音を立てるようになりました。
そうこうしているうちに、カレーが完成しました。お父さんお母さんと一緒に、みんなでいただきます。協力して作った中辛と甘口のカレーはとてもおいしい!ほどなく鍋はきれいになくなりました。
いよいよキャンプファイヤーの点火です。今年は薪の乾燥具合が良すぎたのか、「火の粉を巻き上げ天まで焦がせ」という「燃えろよ燃えろ」の歌詞にふさわしい豪勢な火力。火のまわりで、みんなでレクリエーションをして楽しみました。
楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。そう思えるカラチ日本人学校の1年間をまとめた上映会です。日本から遠く離れたこのカラチで、この時間を共有していることにみんな奇縁を感じて、キャンプファイヤーはしめやかに終了しました。
ご協力いただいた保護者の皆様、ありがとうございました。これで一年間の活動もあとは卒業式を残すのみです。どうぞ最後まで、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。