2017年5月26日金曜日

KJS・アルカイールスクール学校交流会

24日火曜日は、カラチ日本人学校にアルカイールスクールの児童生徒16名と先生方をお迎えして、学校交流会を実施しました。
渋滞で少し予定が遅れ、首を長くして待つKJSの子どもたち。バスでやってきたアルカイールスクールの子どもたちは、少し緊張した様子でした。拍手でお迎えします。
小ホールに整列し、開会式を行います。必要なことはウルドゥー語でも説明し、パキスタン国歌もみんなで歌いました。
式の後はそれぞれの学年に分かれ、少人数での活動です。同じ年齢の子どもを学級へ案内した後、企画し準備してきた活動をそれぞれ行いました。
学年ごとの少人数活動が終わって、次は全体で遊びます。ケイドロとドッジボールで、暑い中走り回りました。総勢30人での活動はしばらくKJSでは見られなかったもの。なかなかの壮観です。
大汗をかいて笑い合った活動の後はいよいよお別れです。全体で撮影した写真とお菓子をプレゼントしました。
閉会式を終え、バスを見送ります。窓ガラスには黒いフィルムが貼ってあり車内は見えませんが、アルカイールの子どもたちを乗せたバスが門を出て行くまでみんなで手を振りました。
次回は2学期、会場をアルカイールスクールに移して実施する予定です。早くも次回交流会が楽しみな、KJS一同です。

2017年5月17日水曜日

暑い日のしっぽとり

5月3週目に入りました。ラマダン(断食の月)のスタートを来週末に控え、準備などでなんとなく町が慌ただしい雰囲気に包まれつつあるカラチです。
16日火曜日は、企画委員会による集会で「しっぽとり」ゲームを行いました。全校児童生徒が2グループに分かれて、決戦です。
5月の遠足以来、KJSの子どもたちに人気のしっぽとり。タグラグビーの装備を使って行うのですが、これがなかなか白熱します。
2試合終了時点で1勝1敗と決着がつかず、最後の3試合目へ。結果は・・・大差でオレンジ色チームの勝利。走り回って、元気に活動しました。
最後は整列し、全体で挨拶をします。暑いカラチ、文字通り熱い戦いのひとときでした。

2017年5月11日木曜日

パキスタンのお菓子作り



5月2週目、いよいよ日中だけではなく朝夕も汗ばむ暑さになり、本格的な夏の始まりを感じさせるカラチです。9日火曜日のカラチタイムは、「パキスタンのお菓子作り」。南アジア地域を中心に食されるライスプディング、「キール」を作って食べる体験活動を行いました。
キールにはカルダモンなどのスパイス、ナッツ類が欠かせません。ビニール袋に入れてたたいて細かく砕きます。机の上で始めましたが、思うように行きません。「先生、床の方がやりやすいです。」と本場ならではの方法を採用します。
鍋に1リットルの牛乳とキールミックスを入れて火にかけますが、とにかく暑い!汗だくになりながら、どうにか形になってきました。
紙コップに移して、冷やします。できたての温かいものを食べる食べ方と、冷やして食べる食べ方の両方があるキール。どちらもトライして、食べ比べました。
上手く固まらなかったり、こがしてしまったり、カルダモンの香味がいまひとつ好きになれない子がいたり。なかなか一筋縄ではいかないお菓子作りでしたが、パキスタンの味を満喫して、まとめを行いました。お菓子にも日本との違いがあり、文化的な相違があることを学んだ一同でした。


2017年5月9日火曜日

炎暑の遠足

5月に入りました。すっかり夏の日差しの中、カラチ日本人学校では子どもたちが元気に活動しています。
4日木曜日は遠足で、パキスタンエアフォースミュージアム(PAFミュージアム)へ出かけました。15分の道のりですが、バスの中から笑顔がはじけます。
着いて最初の活動はKJSオリエンテーリング。全校生徒16名が3チームに分かれて、広い園内のチェックポイントを探します。
午前中ながら気温がどんどん上昇する中、協力していろいろなミッションをクリアして、全チームがゴールへたどり着きました。
レクリエーションは小学6年生の運営です。自分たちで計画し、司会進行も上手にできました。
レクリエーション中もとにかく暑い!ハンカチ落とし、どろけい、しっぽとりで白熱する姿からは、カラチの子どもらしいたくましさが感じられました。
レクリエーションが終わってお弁当を食べます。100ルピー分のおやつも食べ終える頃には、また元気を取り戻しました。さあいよいよ乗り物に乗るぞ!
ここで停電というまさかのトラブル発生で、発電機で動く乗り物だけしか稼動しないという残念なことに・・・。しかしながらコーヒーカップで全力でハンドルを回し続け、妙にスピードの出る観覧車に乗り、みんなで悲鳴(?)を上げつつ、カラチの遊園地を満喫できました。
暑い中、新しい仲間と親睦を深めた遠足。また一つ、カラチの思い出ができた一日でした。

2017年5月2日火曜日

ベーカリーに行きました


 3週目に入りました。カラチはいよいよ夏の日差し。スイカ、ゴーヤ、ナスなど夏の果物や野菜がおいしい季節になりました。
25日火曜日は平成29年度カラチタイム体験活動の初回。今年度も学校近くのベーカリーと商店で買い物をしました。新入生を迎え、総勢14名での活動です。
2年目の子ども、3年目の子どもたちは見たり聞いたり話したり、そして試食したりの活動にも余裕が感じられました。「アッサラームアレイコム」だけではなく、「◯◯チャイエ(◯◯をください)」など、堂に入ったものです。
小学1年生を初めとする1年目の子どもたちも、いろいろな物を見て、積極的に店員さんとやりとりをしようと試みました。見る物がみな新鮮です。
今年度は厨房を見学させていただきました。大きなオーブンで焼かれる大量のクッキー、慣れた手つきでどんどん作られるサモサ、そして汗を流して一生懸命働くみなさん。カラチに住んでいてもなかなかできない貴重な体験です。
商店では、個人の買い物の他に、次回以降のカラチタイムで調理体験を行う、インド・パキスタン文化圏で食されているデザート「キール」のスパイスを購入しました。どんな物ができるのか、今から楽しみです。
学校に戻って昼食と一緒に買ってきた物を食べて、カラチの食文化体験に成功した一同。今年度も国際理解、学び方や考え方の向上等を目標に、カラチタイムを計画して行きます。