25日カラチタイムは、全校での買い物体験でした。前時のカラチタイムの活動で、学年ごとに言葉の勉強をし終えています。どんなあいさつをすればいいのか?どんなふうに言葉を話すと、目指す美味しい物が買えるのか?「店で一番人気のあるパンはどれですか」「あなたのおすすめのお菓子を教えて下さい」と、英語でどのように表現するのか?それぞれの課題意識を持って、準備をしました。
何人かの児童生徒と教員は、文化体験・文化理解のため、衣服も現地の皆さんに合わせてシャロワールカミーズに着替えます。目的地は学校すぐそば、ヒルパークマーケットの「Ideal Bakery」とその裏の商店。バスに乗りこみいざ、買い物へ。
「Ideal Bakery」はローカルに人気の食品店です。いつもお客さんで賑わっているお店。今日もたくさんのお客さんと店員さんがいました。ショーケースを興味深く見つめる1年生。いろいろなお菓子やパン、揚げ物などはどれもおいしそう!
3,4年生は担任と一緒に店員さんに話しかけます。まずはウルドゥー語であいさつ。なんとか通じたよう。意思の疎通が出来た喜びを実感する子どもたち。言葉を話すことが本来持っている楽しさを味わいます。
中学生はより高度な問題解決学習に挑みます。話したい事柄を習った英語で台本にし、店員さんと実地での英会話です。「Which one is your best in this case?」など。英語の授業で学んだ英語は、こんなふうに役に立つんだと実感する瞬間です。
次は食品や日用品、スパイスなどを売る商店での活動です。5,6年生は品物を見て選びながら、日本との比較を行います。店員さんも親切で、子どもたちと話すのを楽しんでくれているようでした。
買い物が済んだらバスへ移動。学校へ戻ります。みんな買い物はバッチリ!最後はみんなで集合写真を撮って、各学級でのまとめの活動に移りました。
今年もカラチタイムでは、カラチならではの様々な体験を通して、課題設定の力、課題解決の力などを育てて行きます。そしてカラチをもっと身近に感じられるような学習体験の機会を準備していきたいと考えています。集合写真を撮り終えたら、学習を手伝ってくれた全ての学校スタッフへみんなで「シュ クリア(ありがとう)」。カラチでの学びを支えてくれるカラチの全ての皆さんに感謝しながら、今年もカラチタイムを進めていきます。