平成27年4月13日、新しい一年のスタートです。カラチ日本人学校では、3人の先生方をお迎えして着任式を行いました。伊藤喜代美校長先生、富樫大輔先生、金澤道太郎先生の3名です。児童代表が、歓迎の言葉を述べました。
続いて行われた始業式では、校長先生から新学期に臨む心構えについてお話がありました。一人一人待ちに待った学校です。緊張した始業式が終わって談笑するニコニコ顔の中にも、新しい学年になって一回り成長した表情が見えました。
カラチ日本人学校の授業は、今年度も大変活気があります。赴任したての教員はみな、児童の熱意に驚いています。写真は、国語の授業です。硬筆練習の後、いろはかるたをみんなで行っています。日本の子どももパキスタンの子どもも対等に、夢中で札を取り合いました。業間の全校集会では、学校スタッフとの交流会として、スタッフと先生と児童が一緒に、ウルドゥー語でフルーツバスケットをしました。ライチは「リーチー」、マンゴーは「アーム」。みんなで楽しいひと時を過ごしました。
水泳授業も始まりました。プールに向かうバスの中からしりとりをして盛り上がり、水に入ってさらに最高潮に。先生チーム対子どもチームで行った宝ひろいゲームでは、子どもチームの圧勝でした。みんな一緒に協力し合って高め合った、今年度初のプール学習でした。次回の水泳は泳力でクラス分けを行い、さらに一人一人の技能向上を目指していきます。
今年度もカラチ日本人学校の教育活動にご指導ならびにご理解ご協力をいただきますよう、どうぞよろしくお願いします。