2017年3月17日金曜日

卒業そして新たなスタートへ


本日3月17日は平成28年度最終日。卒業式、修了式、お別れ式で、それぞれの卒業と進級を喜び合い、別れを惜しみました。
卒業式では二人の卒業生が校長先生から卒業証書を受け取りました。二人のカラチ生活は約1年半。その間にいろいろな出来事があり、いろいろな出会いと別れがあって、心も身体もずいぶん成長しました。
兄妹二人での答辞、全校合唱「旅立ちの日に」、校歌斉唱。小学校から中学校へ、中学校から高校へ、そしてカラチから日本へ。それぞれ環境は変わりますが、兄妹力を合わせて、自分の道を歩んでほしいと思います。
修了式では、一人一人名前を呼ばれ、校長先生から修了証書を受け取りました。昨年の4月から比べるとどの顔も、一回り二回りたくましくなりました。
最後の学級活動を経て、お別れ式。卒業生二人を含む三人の児童生徒がカラチを離れます。みんなからのメッセージを集めた寄せ書きをプレゼントし、本当に最後の校歌を全員で歌いました。車で出ていくのを見送るみんな。涙でお別れしました。
KJSの一年間の活動が本日をもって終了し、年度末・年度始の休業に入りました。本ブログの更新も今年度これが最後です。1年間ブログをご愛読いただいた皆様に心から感謝申し上げます。今日でゴールテープを切り、そして新たなスタートへと準備を始めるKJS一同です。

2017年3月15日水曜日

最終週です

いよいよ最終週を迎えたカラチ日本人学校です。卒業式を目前に控え、学年のまとめの活動を行っています。
9日木曜日は、図書委員会主催のスタンプラリーで盛り上がりました。図書委員作の問題を、本を読みながらみんなで考えます。全問正解者には手作りのしおりがプレゼントされました。
13日月曜日は、ランニング大会が開催されました。学校の狭いグランドからDHAの広いグランドへと場所を移して、それぞれの距離をのびのびと走りました。保護者の皆様、応援ありがとうございました。
14日火曜日は外国語活動のまとめとして、英語劇「Momotaro」を行いました。演者も観客も、みんなで楽しみました。笑顔が溢れたKJSの平成28年度も、いよいよ残すところ数日です。

2017年3月9日木曜日

卒業式へ向けて


3月も第2週に入り、いよいよ登校日もあと今週と来週を残すのみとなりました。カラチ日本人学校では卒業式に向けた取り組みが進んでいます。
卒業生は卒業制作を行っています。丈夫な木材を切って、ねじを締めて、作っているのはベンチ。現在学校のテラスに置いてあるベンチがかなり古く、傷んできていることから、卒業の記念に作って残していきたいという卒業生の希望で、作業を行っています。
合唱の練習も進んでいます。卒業式で歌う校歌、全校合唱「旅立ちの日に」、国歌などを練習しました。みんなでいい式を作ろうという気持ちが歌声に表れています。
7日には、卒業生と卒業生のクラスメイト、その保護者と教員で近所のヒルパークに卒業遠足に行きました。よく見るけどなかなか乗れない3輪タクシー、リキシャに乗り、お弁当を食べ、のどかな一時を過ごしたのでした。

2017年3月6日月曜日

キャンプファイヤー

 3月3日金曜日、KJSではキャンプファイヤーを行いました。
昼食を終えた12時50分より作業開始です。お米をといで、野菜を切って、だんだん雰囲気が出てきました。
かまどとコンロに火をおこして、今日のメニューはカレーライスです。ご飯は一部、カレールーは全部、この火で調理します。美味しくできるかな。
保護者の皆さんに来ていただくのとほぼ同時に、カレーができあがりました。ご飯もちゃんと炊けて、予想以上の?仕上がりです。「いただきます!」お代わりもたくさんして、満腹になったらいよいよキャンプファイヤーの始まりです。
火の神様がやってきて、点火式。一気に燃え上がりました。火の勢いがいいのは、「燃えろよ燃えろ」を元気よく歌ったからか、それともバシャッとかけた灯油のおかげか。火の粉がカラチの空に勢いよく舞い上がります。


火を囲んでゲーム、それから日本人会有志の皆様と育友会の皆様による出し物です。「恋ダンス」「PPAP」で、みんなで盛り上がりました。ご協力ありがとうございました!

火を囲んでフォークダンス。「マイムマイム」をみんなで踊ると、キャンプファイヤーもいよいよ佳境です。
最後は子どもからご家族への感謝の手紙です。一年の終わりのこの時期。この一年間の自分の成長と、それを支えてくれたお父さん、お母さんのありがたさを改めて振り返り、したためたものを読み、手渡しました。
静かになったキャンプファイヤーを前にして記念写真。「はい、カラチ!」でみんなで写るのも、あと何回か。平成28年度最後の2週間が始まります。



2017年2月24日金曜日

1学年のしめくくりの時期

2月も後半から終盤にさしかかり、学習でも生活でも、4月からの新学年へいい形でつなげられるよう、まとめの活動を行っているKJSです。
23日1校時はキャンプファイヤーの事前学習を全校で行いました。3月3日、ひな祭りがキャンプファイヤーの当日。私たちの学校生活を支えてくれる周囲の大人に感謝の気持ちを表したい!みんなで目的を確かめました。
続いてフォークダンスの練習です。手をつないで輪になり、ステップを覚え、音楽に合わせて体を動かすと・・・思った以上に楽しくて、みんな笑顔です。本番も楽しみ!
歌の練習もしました。卒業式を除けばキャンプファイヤーがこの学年、このメンバーで行う最後の全校での活動。キャンプファイヤーが楽しい思い出になるよう、準備を進めていきます。
業間の集会は生活環境委員会によるハンカチ・タオルチェックでした。ほとんどの子どもたちのポケットにハンカチがあったのはさすが。自分たちの毎日の生活を見直すきっかけになりそうです。

2017年2月17日金曜日

空手に親しむ~椎名勝利先生をお迎えして

2月17日は日本より椎名勝利先生をお迎えして、空手を教えていただきました。

まずは小ホールで空手についてのお話をうかがいます。椎名先生は笑顔が優しい温和な先生。子どもたちに空手について分かりやすく話して下さいました。怖い「空手の先生」を想像していた子どもたちは一安心。
外に出てまずは体操です。股関節を開いたり、足を顔の横まで上げたり、日頃使わない関節が痛い!先生は簡単そうに行いますが、子どもも大人も悲鳴をあげます。
準備体操の後は、突きの型を教えていただきました。右手で突き、左手で上段に構えます。手足が逆になったり、拳の向きが違ったり、簡単そうで簡単ではありません。
二人組での型も行いました。右足を出しながら右手で突き、右足を引きながら左手で上段に構えます。気合いの声が少しずつ大きくなってきて、様になってきました。
最後は記念写真です。「またどこかで会いましょう」という先生の言葉でした。世界のどこかでまた椎名先生にお会いできることを楽しみに、お別れしたKJS一同でした。

2017年2月8日水曜日

冬から春へ

長袖長ズボンで過ごしていた子どもたちの装いも少しずつ薄着になり、新しい季節の訪れを感じるカラチ日本人学校です。
2日の業間集会では研究発表会をテーマにそれぞれの感想や反省を発表しました。「お客さんのほうを見て話したい」「質問に答えられるように準備すればよかった」など、次の課題を見つけられていることが成長の証です。
3日金曜日は節分でした。今年も学校では無病息災とみんなの幸せを祈って、カラチ名物煎り落花生で豆まきを行いました。
例年通り、今年も鬼がやってきたのですが・・・今年の鬼は手強い!なかなか逃げていかず、みんなでこれでもかと豆を投げます。ようやく鬼を撃退し、これで今年もいい年になりそう。ただちょっと掃除が大変でした。
中学部では校外学習で、木工所に行き職についてのインタビューを行いました。発達段階と個人をとりまく状況に応じて、きめ細かな指導が行えるのは人数が少ないKJSならでは。職業と自分の生き方について考えを深めたのでした。