2018年2月7日水曜日

研究発表会を終えて

2月です。ガードマンをはじめ現地人の皆さんは長袖、手袋、ニットキャップなど冬の装いで、短い冬を最後まで楽しむ風情のカラチの今日この頃です。私たち日本人にとっては、日中は半袖半ズボンで支障のない陽気です。
3日土曜日に平成29年度KJS研究発表会が校庭特設会場にて行われました。保護者の皆様、日本人会の皆様をはじめたくさんのお客様においでいただきました。
小ホールに集合し、朝の会です。ちょっと緊張している子も中にはいますが、基本的にはみんな自信が表情からうかがえます。練習を重ねてきた成果でしょうか。
特設会場のテント内は、たくさんのお客様です。少し緊張が高まる一同。シャロワールカミーズに身を包み、1年生から順に研究成果を発表していきます。
今年度も興味深いテーマが並び、聞いている大人たちをうならせました。中学生の「カラチのトイレ」では、便器の形と習慣についての関係を明らかにしました。「カラチの子ども」で学校に通いながら毎日夜11時まで働いている12歳の少年が紹介されると、客席がどよめきます。
会場からいただいた質問にも考えながらていねいに答えていきます。みんななかなか堂々とした受け答え。フォローしながら優しく質問していただいたおかげで、子どもたちはなおさら上手に答えられたようです。ありがとうございました。
どの児童生徒も堂々とした発表でした。聞きやすいスピードと聞きやすい声のボリュームを心がけつつ、落ち着きある振る舞いが目立った今年度の発表でした。
最後はみんなで集合写真です。来ていただいた皆様と一緒に、「ハイ、カラチ!」でカメラに収まりました。
一年間のカラチタイムも無事終了すると、いよいよ学年も最終盤です。一人一人が1年間の成長を実感できるように、学習のまとめに取り組んでいきます。
なお2月7日昼休みには百人一首大会が開かれ、二グループに分かれて激しい戦いが繰り広げられました。全校で楽しみながら取り組んでいます。