2014年9月9日火曜日

カラチの自然にふれよう!~マングローブ編~

2学期最初のカラチタイムは、
「カラチの自然にふれよう!~マングローブ編~」です。
事前学習では、マングローブというのは、一つの木の名前ではなく、
海水と淡水が混じり合うところにできる森林の総称です。
マングローブは、生き物に必要な空気を作り出すだけでなく、水をきれいにすること、
何より生き物の宝庫になっていることなどを学習しました。
さあ、いよいよ出発です。
バスに乗ること小1時間、目的地に到着です。


バスを降り、モーターボートに乗り換えたら、いざマングローブの森へ!
両側に迫るマングローブの入り江を抜けると、広大なマングローブ地帯が広がります。

そこでは、たくさんの鳥たちが頭上を行き交います。
市内で見かけないような鳥がたくさんいて、とても興味深いです。
双眼鏡を奪い合うようにして観察します。


マングローブの奥をよくよく見ると、
魚やカニなどの生き物がたくさんいることに気付きます。
まさに生き物のオアシスになっているのですね。
途中の休憩所で、ボートを降りて休憩します。
カニがいるのを見つけると、早速つかまえて観察です。
たくさんの卵を抱えた様子などを見ることができました。
生きているカニに初めてさわれた子もいて大興奮でしたよ。


ボートを降りると、次はWWFへ向かいます。
年々減少が心配されているマングローブや
そこに住む生き物たちを保護する活動をされています。
ひざ上まで濡れながら道なき道を行きます。
(ちょっと探検隊気分・・・)
こんなに上まで海水が来ていても、元気に育つのがマングローブなんですね。



時間が違うと、ここもこんなに水がないとのこと。
マングローブは、潮の満ち引きによる影響をうけるところにあることがよくわかります。

マングローブの森を満喫した後は、植樹体験です。
植樹についての説明を聞いた後、みんなで1本ずつ植えました。
元気に育ち、生き物たちの住みかになってくれるととうれしいです。



WWFのすぐ目の前は、海です。
みんなでサンドスピッツビーチまで出てみます。
すると、なんとラクダがいるではありませんか!
1学期にカラチタイムでじっくり見ることのできなかったラクダです。
これは乗らない手はありません。
「背が高い!」「ガクガクゆれる!」などの感想も、体験してこそ分かるもの。
近くで見ると、閉じる鼻や長いまつげ、歩く時の特徴など
砂漠で生きていくために便利な秘密をたくさん見つけることができました。

思いがけないラクダ体験もできた、大満足の1日となりました。