2016年11月30日水曜日

カラチ日本人会運動会

27日日曜日は、KARSAZグラウンドにてカラチ日本人会運動会が開催されました。
昨晩の冷え込みで芝がややぬれているものの、絶好のコンディションのグランド。いつも通り快晴の空の下、準備が始まります。
まず、開会式です。選手宣誓では、赤白それぞれの団長が立派に宣誓を行いました。
開会式にひき続いて応援合戦です。日本人会の皆様に盛り上げていただき、最後まで楽しくできました。
最初の競技は「長縄8の字一分勝負」です。KJSは前日練習で100回目前まで来ていたのですが、本番の結果は60回少々と、ちょっと悔いが残る回数。でもみんなで頑張った成果です。紅白どちらのチームよりも10回以上多い記録に、皆さん感心していました。
次は障害物競走、「何でもスタジアム」。最後のジャンケンで負けてしまうと、上位入賞が難しいこの競技。ジャンケンする手に力が入ります。
第三の競技、「玉入れ」。ここまで連勝中の白。赤は巻き返しを図りますが、ここも白の勝利でした。3メートルの円の外から投げると、大人でもなかなかかごに入りません。
次は「台風の目」。最後まで僅差の争いでした。抜きつ抜かれつ、目の離せない勝負の結果は、最終的に赤の勝利。
続いては大人だけの種目「棒引き」。9本の棒を取り合い、多く自分の陣地に引き込んだチームの勝利となります。2回戦の合計で、再び赤が勝利しました。
休憩を挟んで、いよいよソーラン節です。広い会場で、「ソーラン、ソーラン!」の声が大きく響きました。決めポーズもかっこよく決まって、みんな笑顔です。
未就学児種目「うさぎでぴょん」は、KJSのみんなはお手伝いです。小さい子どもたちが頑張りました。
いよいよリレーです。練習ではいつも差がつかない「日本人学校紅白リレー」。今回は果たして?本番はスタートから赤がリードを守って余裕の勝利というやや意外?な結果でした。
大人による「紅白リレー」も白熱したいい勝負!これで勝ったチームが総合優勝という、大一番となりました。激戦の結果、赤がわずかの差で勝利したのでした。
最後の競技は「綱引き」。これに勝つと団結賞となります。負けられない最後の競技。結果、白が2連勝で意地を見せ、全ての競技が終了しました。
暑い中、最後までみんなで一生懸命取り組んだ運動会。日本人会の皆様の温かい応援によって、子どもたちは力の限りに頑張ることが出来ました。最後の記念写真は、いつものように「はい、カラチーーーー!」で写ります。残り少ない二学期、そして三学期も、皆様のご支援をいただきながら、KJS一同ますます元気に頑張って参ります。



2016年11月29日火曜日

読書の秋、スポーツの秋

日中は日差しが強くちょっと動くと汗が出ますが、朝晩の冷え込みは厳しく秋を思わせる気候のカラチです。
運動会を間近に控え、いよいよ運動会練習も大詰めです。応援、ソーラン節、競技と、どれも仕上げの段階です。保護者の皆様、日本人会の皆様の前でどんな演技が出来るか、本番が楽しみです。
24日木曜日は図書委員会による集会が行われました。KJS読書週間の呼びかけとともに、図書委員がおすすめの本を集めた学級文庫を紹介しました。秋の夜長に本を読んで心も育てる秋のKJSです。

2016年11月17日木曜日

IMC工場見学と運動会練習

11月も3週目に入りました。この季節カラチは一気に気温と湿度が下がります。喉が痛い、鼻水が出るなど体の不調を訴える児童生徒が増えてきました。日本人学校ではカラチタイムの体験活動で、トヨタ・インダスモーターカンパニー(以下IMC)工場見学にお邪魔しました。
15日はいつもより1時間早く登校し、教室で朝の会です。やや眠そうな子どもたち。心構えを確認して、バスに乗ります。
IMC工場までは1時間の道のり。渋滞もありましたが、大きな遅れはなく到着しました。IMCの皆さんに迎えてもらいます。「今日はよろしくお願いします!」とあいさつしました。
最初は映像資料で工場の概要や自動車生産について説明していただきました。トヨタ全社で、IMC単体でも、社会貢献活動に力を入れていることがよくわかります。
説明の後はいよいよ工場へ。プレス、溶接、組み立て、検査という生産工程の順に見学します。火花が飛び、大きな音がする中、たくさんの人々が一生懸命働いてだんだん自動車の形になっていく様子を、その道のプロフェッショナルの皆様に説明していただき、大変興味深い時間でした。
最初の会議室で、質問タイム。問題解決の方法として、その道に長じた方に直接お話をうかがうことは大変重要です。いろいろな話を聞くことが出来ました。
海外生産の場を目の当たりにして、自動車の作り方、よい自動車生産のために大切なこと、トヨタの企業理念、日本とカラチの人と文化、異文化の尊重などそれぞれのテーマについて考えを深めた今回のカラチタイム。お忙しい中多大なるご協力をいただいたIMCの皆様に心から謝意を表します。ありがとうございました。
帰ってきたら早速まとめの活動です。全校児童生徒が共通のテーマで行う活動もこれが最後。次からはいよいよ研究発表会へ向けて、個人のテーマを決定し、探究活動を行うことになります。
翌16日は小学部全体で音楽の授業。1年生から6年生までが集まって小ホールで行いました。輪唱の活動は、みんな大きな声で元気に歌います。
パートが2部から3部になると、やはり他につられてしまい、「あれ?早く終わっちゃった」というグループが出てきます。終わると「もっとやりたーい!」という声が聞こえてきました。
業間は運動会の活動。いよいよ次の次の日曜日に迫ってくると、練習も佳境と言えます。今日は小学校1~4年生の障害物競走、「何でもスタジアム」の練習です。運動会が近づき、練習に力が入るKJSです。

2016年11月11日金曜日

運動会へ向けて

11月27日はカラチ日本人会運動会。日本人学校でも、運動会へ向けて準備が進んでいます。火曜日の業間では全校で八の字飛びの練習をしました。
最初はタイミングをとるのに苦しんでいた子も、練習を重ねるたびに上達していきます。今日の1分間の記録は60回を超えました。みんなで目標達成に向けて努力し、みんなでプラスの声を掛け合い、みんなで喜び合います。
木曜日は学校そばのクリケット場で練習を行いました。リレーの練習は、紅白に分かれて行います。バトンパスの練習をしてから実際に競走してみると、なんと同着!本番が楽しみです。
ソーラン節も、音楽祭以上のものを目指してみんなで練習しています。見てくださる皆さんにどんなものを届けられるか、みんなで心を合わせての練習が続きます。
また同日午前中は、1~4年生の生活科社会科の校外活動で市内の農家を訪問し、農作業を見学しました。日本とは違う作物と作業に、興味津々の子どもたちでした。

2016年11月4日金曜日

11月のKJS

11月に入りました。日中の気温は30度前後ですが、日没が早くなり、朝晩は涼しさを感じるようになりました。カラチ日本人学校にも秋が来ています。
1日は月例の安全訓練。火災を想定した避難を行いました。外部の非常用らせん階段を降りて、校庭で安全を確認します。
3日木曜日はKJS児童生徒総会が行われました。全校生徒14名の小さなカラチ日本人学校ですが、自治の活動を全校で協力しながら行っています。
委員会からの活動報告、学級目標達成状況の確認に続いて、学校アンケートの結果が報告されました。「積極的に」「チャレンジする」など、KJSみんなで共有したい課題も確認されました。